派遣社員の現状

派遣社員の現状
派遣社員の現状はここ最近、非常に厳しくなってきています。
先日も、『派遣切り』なる見出しのニュースがヤフーに掲載されていました。
このニュースによると、輸出型製造業を中心に、派遣労働者や契約社員の再契約を停止する動きが広がっているそうです。
このような動きを『派遣切り』と称して紹介していました。
もともと、派遣社員というのは、このような有事の際に労働力を調整できるというのが企業側のメリットですので、ある意味当然といえば当然の流れではあります。

輸出型製造業といえば自動車業界です。製造業派遣という働き方が非常に多く採用されている業界で、北米の消費不振の影響をモロに受けている業界です。
トヨタ、ホンダ、ニッサンに関連する中小企業ではかなりの数の派遣社員が働いていますが、これらの企業での雇用が継続されない可能性が非常に高くなっています。

日本国内の世論は派遣に対してあまり良いイメージを持っていない部分もあります。日雇い派遣に関連する一連の不祥事と、格差拡大の要因との認識が広がった事が背景にあるのですが、これを受けて大手の派遣会社は、日雇い派遣からの撤退を決定しています。
政府も日雇い派遣の原則禁止を打ち出していますし、今後は日雇い派遣縮小の流れは加速するでしょう。

今は考えるべき時

今派遣社員は、将来について真剣に考えるべき時にきています。
『今後も派遣社員として働いていくのか?』それとも『正社員を目指して方向転換をするのか?』という判断に迫られている状態です。
派遣社員として今後も働いていくという選択肢も当然ありますが、それなりに工夫と覚悟は必要でしょう。逆に言えば、工夫と覚悟ができれば、派遣社員のライバルは減る傾向にあるとも考えられます。

派遣という働き方は、ここ数年の日本の製造業を支えてきましたが、今大きな転換の時期に指しかかっています。将来の生活を考えて、次の一歩として【踏み出す方向】をうまく見極めたいものですね。